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USCPA

USCPAは、転職で役立つのか?

USCPA転職で役立つのか_サムネ
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USCPAがあれば、転職で有利かな?

これを気にしている方、多いのではないでしょうか?(筆者主観)

バカ高い受験料と、それなりの勉強時間を支払うため、リターンの度合いは気になると思います。

筆者が体験した恩恵は、ズバリ下記です。

転職における、USCPA合格実績の恩恵4選!
  • 異業種への転職チャンスを得た
  • 熱意あるエージェントに会えた
  • Big4監査法人への応募機会が手に入った
  • 平均以上の給与水準を享受できた

もっと詳しく知りたい方、本記事必見です!

参考情報:

メーカー勤務経験のみ
購買、貿易事務、営業事務の仕事をかけ持ち
仕事で英語を使う事は無いに等しい

注意点

本記事は、筆者が2024年夏に転職活動をした時の体験・情報に基づいています

【あわせて読みたい】筆者の転職スケジュールはこちら!
BIG4転職スケジュール
BIG4転職スケジュール

異業種転職のチャンスが手に入る

転職活動では一番最初に、ビズリーチに登録しました。

エージェント・企業から届いた197件のスカウトメール内容を集計すると、下記結果に。

集計に3時間は要し、USCPA試験よりも苦痛な作業でした…。

筆者が転職活動していた時期は、ちょうどコンサル業界が採用を強化していました。その影響か、圧倒的にコンサル企業の紹介が多かったです。

次に多かったのが、監査法人や税理士法人関連の求人紹介です。合わせると31%を占めます。ちなみに税理士法人での紹介ポジションは、全て移転価格です。

そして現職と関連のあるスカウトはまさかの合計6%。営業事務の仕事に至っては、紹介数0です。

こん
こん

もしかして、USCPAなかったらわしの市場価値めっちゃ低い…?選択肢も全くない…?

結果を集計した後が一番、「USCPAの合格実績あってよかった…」と身に沁みました。

もちろんスカウトを待つのではなく、主体的に求人票を探しに行けば選択肢はもっとあります。

しかし、「経歴を客観的に見た際、欲しい人材であると思ってもらえるか」という観点では、やはり現職の経験だけでは弱かったと思います。

エージェントが、より本気になる(ように感じた)

全科目合格しているかどうかでも、転職エージェントの対応が異なるように感じました。

最終科目の受験を終えた段階で、試しに6人のエージェントと面談しました。しかし、6人中3人が…

エージェントs
エージェントs

結果発表で合格したら、また連絡して下さい

こん
こん

ア、ハイ

という流れになりました。

若干門前払いを受けたように感じ、少しだけモヤモヤしました。

未経験でも、Big4監査法人への応募チャンスが手に入る

転職エージェントに紹介頂いたBig4の求人ですが、ポジションは以下の通り。

  • 科目合格状態: 9割税理士法人、1割監査法人
  • 全科目合格後: 大体半々の割合

また、求人票の応募条件にUSCPAの記載があったかというと…

  • 監査法人…全科目合格必須 のみ
  • 税理士法人…全科目合格必須、全科目合格なら優遇、全科目合格を推奨、そもそも記載なし
こん
こん

Big4監査法人志望の場合「全科目合格していないと門前払いになりやすい?」と、感じたよ。

平均年収以上の水準は、維持できた

年収が上がるかどうか、転職において特に気にする点ではないでしょうか。

USCPAを応募要件に含む求人は、どれも最低ライン400万〜でした。

こん
こん

最低ライン、思ったより高くない。苦労して資格取ったのに…

からさん
からさん

未経験転職するのだから、高望みはあかん。

では結果的に、年収アップする内定をゲットできたのか?

結論、ダウンしました(笑)

これは筆者の前職給料が特殊だったせいです。なんと給料の半分以上が、業績連動型のボーナスです。

ちょうど業績が絶好調だった時期に転職活動をしたため、未経験入社でその時の年収をキープするのは不可能でした。

こん
こん

前年ノ給料、維持シタイナー(棒)

Aさん
Aさん

相場に乖離しすぎると、選考落ちます(諦めよ、其方の現職が特殊すぎる※幻聴)。

という訳で、年収を下げる結果となりました。しかし、下記メリットは発生しました。

年収面で発生したメリット
  • 毎月のベース給料はアップ(約7万円)
  • 業績連動型ボーナスの比率が減った分、収入の安定性が増した
  • 日本の平均年収以上はキープ
  • 毎月の生活費=ほぼ毎月の手取りorそれ以上→7.8割にまで減る
  • 生命線であるボーナスを「今年はもらえるのか?減らないかな?」を気にする必要がなくなった

最高の結果では無いものの、その時得られるベストの結果だったと信じています。

まとめ

USCPA全科目合格による、転職活動での恩恵
  • 異業種に転職するチャンスが手に入った
  • エージェントのやる気が倍増(※完全に筆者の主観)
  • 未経験でも、Big4監査法人への転職チャンスが手に入った
  • 平均年収以上の水準は、維持できた

特に「違う業種・業界に行きたい」と思っている方には、思い切って方向転換するチャンスを与えてくれます。

しかし、「チャンスを与えてくれる=志望する企業の内定を得られる」ではありません。

選考で振るい落とされる可能性は、当然あります。

例えそうであっても、応募するチャンスが手に入ったのは、やはりUSCPAの合格実績があったからです。

皆さんは、転職活動で何を実現したいですか?

ご紹介したUSCPA全科目合格による恩恵の中に、実現したい項目はありましたか?

もし存在する場合、USCPAに挑戦する価値はあると思います。

以上、ありがとうございました!

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